- 「一番カロリーの低いナッツはなんなの?」
- 「たんぱく質の多いナッツが知りたい…!」
- 「ナッツは高カロリー・高脂質だけど、結局太るの?」
そんな風に思っていませんか?
この記事では12種類のナッツのカロリー・タンパク質・脂質の量などを、どこより分かりやすくランキング形式で発表しています。
ダイエット専門の管理栄養士が「ナッツで太るかどうか」についても徹底解説していますので、ぜひ最後までお読みください!!
Contents
ナッツの栄養素ランキング(カロリーなど一覧)
今回栄養素ごとにランキングしたナッツは、
- アーモンド
- カシューナッツ
- くるみ
- パンプキンシード(かぼちゃの種)
- ピーカンナッツ(ペカンナッツ)
- ピーナッツ(落花生・炒り)
- ピスタチオ
- ひまわりの種
- ブラジルナッツ
- ヘーゼルナッツ
- マカダミアナッツ
- 松の実
の12種類です。すべて日本食品標準成分表 で『種実類』に入っている食品です。
『ブラジルナッツ』は、あまり聞いたことがない方もいるかもしれません。
以下の記事で健康効果まで解説しているので、よろしければご覧ください。
①ナッツのカロリーランキング
1位 | パンプキンシード | 574kcal |
2位 | カシューナッツ | 576kcal |
3位 | アーモンド | 608kcal |
4位 | ひまわりの種 | 611kcal |
5位 | ピーナッツ | 613kcal |
6位 | ピスタチオ | 615kcal |
7位 | ブラジルナッツ | 669kcal |
8位 | ヘーゼルナッツ | 684kcal |
9位 | 松の実 | 690kcal |
10位 | ピーカンナッツ | 702kcal |
11位 | くるみ | 713kcal |
12位 | マカダミアナッツ | 720kcal |
パンプキンシードが最も低カロリーですね。
ナッツは脂質が多いため、カロリーの高い食材です。
身体に良いことは間違いないですが、 食べ過ぎないことが大切です。
間食は、一日に200kcalほどが適正になります(詳しくは、以下の『お菓子をやめる代わりに食べたいもの19選!』で解説しています)
パンプキンシードでしたら一日に30gほどがおすすめです。30gでしたら172.2kcalですので、食べ過ぎにはなりません。
②ナッツのタンパク質ランキング
1位 | パンプキンシード | 26.5g |
2位 | ピーナッツ | 23.6g |
3位 | アーモンド | 20.3g |
4位 | ひまわりの種 | 20.1g |
5位 | カシューナッツ | 19.8g |
6位 | ピスタチオ | 17.4g |
7位 | ブラジルナッツ | 14.9g |
8位 | 松の実 | 14.6g |
8位 | くるみ | 14.6g |
10位 | ヘーゼルナッツ | 13.6g |
11位 | ピーカンナッツ | 9.6g |
12位 | マカダミアナッツ | 8.3g |
タンパク質が最も多いナッツは、これまたパンプキンシードです。
低カロリー・高タンパクの、素晴らしい食品といえます。
ちなみにパンプキンシードは、鉄分の含有量もナッツ類でトップとなっています。
鉄分についてはこちら で解説しています。
③ナッツの脂質ランキング
1位
|
カシューナッツ
|
47.6g
|
2位
|
ピーナッツ
|
50.5g
|
3位
|
パンプキンシード
|
51.8g
|
4位
|
アーモンド
|
54.1g
|
5位
|
ピスタチオ
|
56.1g
|
6位
|
ひまわりの種
|
56.3g
|
7位
|
くるみ
|
68.8g
|
8位
|
ブラジルナッツ
|
69.1g
|
9位
|
ヘーゼルナッツ
|
69.3g
|
10位
|
松の実
|
72.5g
|
11位
|
ピーカンナッツ
|
73.4
|
12位
|
マカダミアナッツ
|
76.7
|
もっとも脂質が少ないナッツは、カシューナッツです。
意外な結果かもしれません(笑)
脂質を制限したダイエットには、カシューナッツがおすすめです。
2位、3位は、これまたピーナッツとパンプキンシード。
とても優秀な食材なのが良く分かりますね。
カシューナッツの健康効果は以下の記事にまとめていますので、よろしければお読みください。
④ナッツの不飽和脂肪酸ランキング
1位 | 松の実 | 61.79g |
2位 | ピーカンナッツ | 61.39g |
3位 | マカダミアナッツ | 60.79g |
4位 | くるみ | 60.54g |
5位 | ヘーゼルナッツ | 60.05g |
6位 | ブラジルナッツ | 50.06g |
7位 | アーモンド | 47.84g |
8位 | ピスタチオ | 47.34g |
9位 | ひまわりの種 | 41.18g |
10位 | ピーナッツ | 36.5g |
11位 | カシューナッツ | 35.82g |
※パンプキンシードは不明です
最も多く不飽和脂肪酸を含むナッツは、松の実。
不飽和脂肪酸とは脂肪の構成成分であり、常温で液体の身体につきにくい油です。
また、体内のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を減らす効果も確認されています
逆に肉などに含まれる飽和脂肪酸は、食べ過ぎるとLDLコレステロールを増加させます。
松の実はほんのり甘く、香ばしさもあって、おすすめの食品です。
⑤ナッツの糖質ランキング
1位 | 松の実 | 1.2g |
2位 | ブラジルナッツ | 2.4g |
3位 | くるみ | 4.5g |
4位 | パンプキンシード | 4.7g |
5位 | マカダミアナッツ | 6g |
6位 | ピーカンナッツ | 6.2g |
7位 | ヘーゼルナッツ | 6.5g |
8位 | アーモンド | 9.3g |
9位 | ひまわりの種 | 10.3g |
10位 | ピーナッツ | 11.4g |
11位 | ピスタチオ | 11.7g |
12位 | カシューナッツ | 20.0g |
糖質が一番少ないナッツは、松の実になります。
糖質制限をしている方には、文句なしでおすすめできますね。
一日の間食は200kcalほどが適正ですので、松の実は29gくらいがおすすめの量です(29gで200kcalほどになります!)
以下のものはAmazonで一番安い松の実になります。
「まずは味を確認したい!」という方に非常におすすめです。
⑥ナッツの食物繊維ランキング
1位 | ピーナッツ | 11.4g |
2位 | アーモンド | 10.4g |
3位 | ピスタチオ | 9.2g |
4位 | くるみ | 7.5g |
5位 | ヘーゼルナッツ | 7.4g |
6位 | パンプキンシード | 7.3g |
7位 | ブラジルナッツ | 7.2g |
8位 | ピーカンナッツ | 7.1g |
9位 | 松の実 | 6.9g |
10位 | ひまわりの種 | 6.9g |
11位 | カシューナッツ | 6.7g |
12位 | マカダミアナッツ | 6.2g |
ダイエットやお通じに欠かせない食物繊維ですが、これはピーナッツが1位です。
比較的入手しやすいのが嬉しいですね。
ピーナッツは高タンパク・低脂質で非常に優秀な食材です。
詳しくは以下の記事に書いてあるので、ぜひお読みください。
⑦ナッツのビタミンEランキング
1位 | アーモンド | 31mg |
2位 | ピーナッツ | 18.3mg |
3位 | ヘーゼルナッツ | 17.8mg |
4位 | 松の実 | 12.3mg |
5位 | ひまわりの種 | 12mg |
6位 | ブラジルナッツ | 4.1mg |
7位 | ピーカンナッツ | 1.7mg |
8位 | ピスタチオ | 1.4mg |
9位 | くるみ | 1.2mg |
10位 | カシューナッツ | 0.6mg |
10位 | パンプキンシード | 0.6mg |
ビタミンEは強力な抗酸化作用(アンチエイジング効果)を持つ、美容に欠かせない栄養素です。
最も多く含むナッツは、アーモンドになります。
実はアーモンドは、全食品の中でもトップクラスのビタミンE含有量を誇ります。
間食にはぜひとも利用したい食材です。
以下のアーモンドはローストされすぎておらず、風味が良いので、特におすすめです。
⑧ナッツの鉄分ランキング
1位 | パンプキンシード | 6.5mg |
2位 | 松の実 | 6.2mg |
3位 | カシューナッツ | 4.8mg |
4位 | アーモンド | 4.7mg |
5位 | ひまわりの種 | 3.6mg |
6位 | ヘーゼルナッツ | 3mg |
6位 | ピスタチオ | 3mg |
8位 | ピーカンナッツ | 2.7mg |
9位 | ブラジルナッツ | 2.6mg |
9位 | くるみ | 2.6mg |
11位 | ピーナッツ | 1.7mg |
12位 | マカダミアナッツ | 1.3mg |
貧血予防や、メンタルの安定にも役立つ鉄分。
女性に欠かせない栄養素ですが、これもパンプキンシードが1位です。
パンプキンシードは最も低カロリーで、最も高タンパクという素晴らしいナッツです。
あまり知られていないのがもったいないですね!
以下のものは、Amazonで一番コスパの良いパンプキンシードになります!
『生』と書いてありますが、そのままボリボリ食べられるので非常におすすめです。
ローストしていないので、熱に弱い酵素・栄養素も吸収できます。
味も良いですよ。
ナッツ 一粒のカロリー 一覧!
一粒ごとのナッツのカロリーは、以下の記事で網羅しております。
ぜひご覧ください!
ナッツはカロリー・脂質が多くて太る?
ナッツは脂質が多いため、量の割りにカロリーが高いですが、結論からいうと食べ過ぎなければ大丈夫です。
間食として食べるなら、一日に200kcalが適正です(詳しくはこちら)
なので、それを超えなければ問題はないですし、ケーキやチョコレートのような砂糖菓子の代わりに食べていれば、劇的な健康効果をもたらすでしょう。
とにかくナッツは栄養の固まりなので、ダイエット中でも摂りたい食材ですし、身体につきにくい不飽和脂肪酸も多いため、太りやすいということはないです。
ミックスナッツの場合は、一日に片手でひとつかみ程度がおすすめの量になります。
まとめ(ナッツのカロリーなど一覧)
ナッツのカロリーや栄養成分を一覧にしてきましたが、パンプキンシードが非常に優秀であることが分かりました。
最も低カロリーで、最もタンパク質が多く、鉄分の含有量も一番多いナッツです。
実際に食べてみても、油っぽさがなく、食感と腹持ちの良いナッツでした。
ダイエット中やトレーニングにも、ぜひとも活用していただきたいです!